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河童のダンシングドール



大津のイベントで原恵一まつりのイベントヘ行ってきました。

河童のクゥ、原監督舞台挨拶+エスパー魔美星空のダンシングドールを観るためです。
午後の部ではクレヨンしんちゃん大人帝国のなんとかと戦国なんとかの上映もありましたがクレシンは食わず嫌いであの絵柄がどうもムシスカンので観ずに帰りました。

河童のクゥはポニョより面白かったです。ポニョ、見た事無いんですがね。河童拾った少年と家族がTVのエジキになり振り回されたりとすべてが予想の範疇内でベタに進むんですがそれが良かったです。出てくる子供がほぼみんな陰湿でリアルでしたね。主人公がドンドン反感を買い嫌われて孤立していき最後クゥとも別れてしまうというのも良いですね。親父の立場もなくなるだろうし。今後のことを考えたら悲惨だろうなあ、という余韻が残る作品です。まあそれでも大丈夫だろう、と思うのはほとんど出番のなかったヒロインの中学生日記のエピソードがあるからでしょう。

ダンシングドールは実に19年ぶりのフィルムによる上映で…って昨日やってたから1日ぶりじゃんかナリ!てのは言いっこなしです。場面転換でピンボケしたりノイズが入ってたり終わりの歌の肝心なところで音が飛んだりありましたが、大画面で見るとやっぱり違うなあと思いました。最近はDVDなどもノートパソコンの小さな画面でしか見てないもんでして。

その前後で原監督のトークショーがありました。おお、あれが原監督か、初めて見た。ダンディーで貫禄あるな、と思ったらそれは主催者の司会の方でして出てきた原監督は見た目怪しい感じのオッサンでした。目つきが怖いです。

曰く
「河童のクゥでは時間を削られまくりましたが、靴を捨てるシーンだけは残した」
「いつのまにか日本映画は平均点で作るようになった。安心感はあるが気になるシーンやいびつなシーンは無くなり見ても印象に残らない」
「意味がわからないという事は悪くない」
「演出は好き勝手にやった。しかし長さだけはどうしようもない。絵コンテ段階では3時間あった。上から今は2時間越えるというだけで視聴者は観ないと言われショックを受けた」
「描かれていないことの面白さ、台詞で説明はしない」
「欠けた部分をワザと作る」
「あるべきものが欠けていたり無い方がより身にしめる」

ここから魔美上映前で、曰く

「魔美の頃はTVでは監督という言葉は使わなかったが今では簡単に使うのに抵抗がある」
「若かったので好きにできるだろうと思ったら周りからどんどん押さえこまれてオンエアまでにいやになった」
「魔美は藤子F作品の中でも特に完成度が高く期待も高い。いよいよ魔美をやるぞという空気だった」
「原作が素晴らしいので原作の雰囲気を。派手な演出はせずにとにかく地味にしたら周りから反発があった」
「あることでものすごくもめて電話でダメ出しくらって電話を切ったら周りの人に『どうしたの?原くん髪の毛逆立っているよ』といわれ鏡を見たら本当に逆立っていた。まさに『怒髪天を衝く』を体感」

観終わって

「何故この原作が選ばれたかは記憶がない」
「オリジナルのプロットも書いてもらったがやはりこれにしようと、」
「今みててキャスティングに男Aに山寺宏一の名が…全然記憶にないw」
「器用な人でどんな役でもこなすので重宝がられていた」
「上映会は地獄だった。ドラえもんのオマケ扱いで子供が観ることを念頭におかずに作ったので上映中子供達がだれてざわつきだした。ひどいのになると走りだすし。子供が観るなんて意識してないもんだから浄瑠璃とか始まって近くで子供が『ぼく、これつまらないから外出る!』て大声で…本当にザンコクで拷問に近い。シーンとしずまりかえって観て欲しいと音楽を狙い済ましてたのにざわざわが何百人もいて聞こえない。こんなことになっちゃうんだ、といい経験になった。」
「魔美がゴミ捨て場で探したあとの夕焼けを眺めてるシーンはお台場。当時は丸太とかコンテナとかあって静かなしーんとした場所。ここにも東京タワーがww昔はああいう風にライトアップしてたんだ」
「今じゃ考えられないけどタバコのポスターに『この美味さ、世界一』と」
「波がオーバーラップして過去の回想シーンにうつるシーンはじわじわ浮かびあがるようにしたくて、今ではCGで簡単に出来るけど当時は一枚一枚エアブラシで。それでも枚数とても出来ないのでもっとじわじわやりたかったのに短くなり観てみたらあっさりしてて失敗。現場からこんな苦労して効果あるのか?と。当時は技術が進んでなかったので頭を使った」
「最近はカメラワークつかわないけど当時は凄く使ってる。それでも地味なカメラワークですし」

くれしんも
「しんちゃんで人を殺すのか!と反対された。原作者がOKくれた」
「観オワった後重役が、こんなの出来てしまったのだから仕方ないといったんですがそんな言い方って無いですよね」
「観客はわかってくれた」
「大人帝国見た重役が『なんて不愉快な映画だ』と言ってたとスタッフで愚痴」

「河童のクウは来月フランスで公開」

でお開き。ロビーではパンフレット買うとサインくれるので握手サインしてもらいました。(写真2)ついでに写ってるのは私が描いたスケッチです。
その時に「魔美の映画DVDが出ないのはチビクロサンボが写ってるからって聞いたのですが本当ですか?」
と聞いてみましたがそんなことは無い。とのことでした。噂っていい加減ねえ。
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